セクシュアリティー、ジェンダー等について、知っていった経験、わたしの場合

2009年ごろ、はじめてヒトからセクシュアリティーをカミングアウトされた。それが初めての経験だった。自己紹介としてセクシュアリティーを名乗るのではない、カミングアウト。それが、ちょうどわたしが認知して考え始めてた無性愛、アセクシュアルで。

たぶん、2010年頃、トランスジェンダートランスセクシュアルについて調べていたのち、mixiにそのことを書いていたら、ゲイ男性を自認するマイミクが、かつてはXジェンダーという性自認でじぶんを捉えていたことを知った。そこでわたしはXジェンダーという言葉をしった。

のちに、というか、現在進行形で、このXジェンダーは日本独自の言葉で、海外ではジェンダークィア、ノンバイナリー、Aジェンダーバイジェンダー……といった言葉で捉えられるもの、アイデンティティとしてあるもの、と知っていく。

それから、これもいつ頃だろう、かつて新崎ももさんというかたが「分散恋愛」という概念と在りようを提唱してたけど、ポリアモリーのことを知った。3人以上の交際関係で、その3人以上が全員合意しており、それがオープンである交際関係。セクシュアリティー。ライフスタイル。

ポリアモリー。その前には、同時に複数人に好きになる、恋愛感情を覚える、ポリアモラスな性質がある。日本は規範として1対1、モノアモリー、モノガミー、モノアモラスがあるためポリアモラスなヒトは時に自責の念にかられたり苦しむことになる。

いつしか、発達障害と診断されたかたがたの中にいるようにもなった。そこに、ノンセクシュアル、非性愛のかたがいた。恋愛感情は持ち恋愛志向だけど、性的欲求はA(訳せば無)で、セックスを望まない。そんなヒトが、発達障害のグループの中の男女規範や男性中心主義の語りで苦しんでることを知った。

ちなみにそのかたは、不登校だった高校を卒業し、ひきこもる状態になったけど、そのときに世の中で想定されている「ひきこもり」像は男性、それも中年男性ばかりのことが中心で、そこも居られる場ではなかったという。不登校でもなく大人のひきこもりでもないヒトが、性規範に苦悶しながら彷徨ってた。

クィアLGBT、セクシュアル・マイノリティー、性的少数者の話をしてるけど、シスヘテロ男性、ストレート男性、ノンケ男性で、自慰やセックスに悩みや劣等感、トラウマを抱えてるヒトもしばしばいた。射精後に罪悪感を覚えるヒトは昔から居るけど、今まで想像が全くおよばなかった悩みもあった。

射精時に飛び散りすぎてアチコチを汚してしまうので自慰はしていない、というヒト。じぶんからネバネバドロドロした液体が出てくるのが気色悪くてしたくない、というヒト。なるほど、と思った。「男はオナニーは当然するもの、してるもの」のようなお喋りや考えは、彼らには当てはまらない。

話を戻す。そうこうしてるうちに、わたしは性愛をRomanticとSexualに分ける考え方にたどり着いた。どう訳せばいいかわからないけど、Romanticは恋愛に志向すること。Sexualは性的に志向すること。単語それぞれの前に例えば「A」がつくと、それが「無」という意味になる。

この考え方のおかげで、わたしはかなり、性愛や「Love」に関して、また一つ、個人的にだけど見通しが良くなった気がする。

精神医学の診断カテゴリーである「性同一性障害」と、性的指向の同性愛。わたしはその区別もついてなかった。「性同一性障害を診断され、性別を変えたのちに、その性別での同性と性愛関係になるヒトがある」という、トランスジェンダーのゲイやレズビアンの話を知って、目から分厚いウロコが何枚も取れた。

最近は、パンロマンティックについて、知り、考える機会が巡ってきた。機会をいただいた。

性同一性障害」と同性愛の違い、アセクシュアル、Xジェンダー、ポリアモリーノンセクシュアル、シスヘテロ男性の自慰やセックスの悩みやトラウマ、RomanticとSexual、パンロマンティック。

社会では「LGBT」が認識されてきてて、性の話にそれを軸に考えられることも多くなってきたけど、わたしは別軸で、様々な性を知ってくことを経験してるさなかで。それらの経験、知ったことは、このQueer Lounge Hの中に、その場に、意識としてだけど、置いておきたい…と思ってる。

簡単な話、「アセクシュアル、Xジェンダー、ポリアモリーノンセクシュアル、シスヘテロ男性の自慰やセックスの悩みやトラウマ、RomanticとSexual、パンロマンティック、その辺を想定しつつQueer Lounge Hをやってまーす!」ということです!笑

最後に、Queer Lounge Hに来てくれたヒトが、「セクシュアリティー」ということを、わかりやすく教えてくれた言葉を書きます。

『どんな性別でもいいし、どんな組み合わせでもいい。愛してもいいし、愛さなくてもいい。』

(ああああああ!!肝心な、Queerクィアすること、それとの出会いがすっぽ抜けている……!……ま、まあ、この不登校ひきこもりフリースペースの名前自体が「Queer Lounge H」だから、まあいいかぁ!(笑))